研究課題/領域番号 |
11222101
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研究種目 |
特定領域研究(B)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
前田 康二 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10107443)
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研究分担者 |
上浦 洋一 岡山大学, 工学部, 教授 (30033244)
金崎 順一 大阪市立大学, 工学部, 助教授 (80204535)
長岡 伸一 東京大学, 分子科学研究所, 助教授 (30164403)
篠塚 雄三 和歌山大学, システム工学部, 教授 (30144918)
萱沼 洋輔 大阪府立大学, 工学部, 教授 (80124569)
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キーワード | 電子励起 / 原子分子操作 / 半導体 / ナノプロセス / 光励起 / 表面制御 / 欠陥制御 / サイト選択性 |
研究概要 |
本研究領域全体を推進するために、以下に示す活動を行った。 まず、本特定領域の採択内定後ただちに第1回総括班会議(平成11年8月31日、大阪、大阪大学工業会)を開催し、今後2年半にわたる領域の研究推進方法について討論し、個別研究計画の再検討を行った。その後、平成11年10月8,9日に第1回研究会(東京、ホテル ニューオータニイン東京)を開き、各計画研究班からそれまでの研究成果の発表を行うとともに、準備状況をふまえて研究計画をメンバー全員で再検討した。平成12年1月28日には第1回公開シンポジウム(東京、ホテル フロラシオン東京)を関係研究者を広く集め開催し、本特定領域研究の研究の背景、歴史、準備状況、研究成果、今後の計画に関して公表し公開討論を行った。翌29日に第2回研究会(東京、TEPIA)を引き続いて開催し、各計画研究班から研究成果の発表を行った。とくに「原子・分子操作は空間的にどこまで選択的に局在させることができるか」についてグループディスカッションを行い、今後どこに研究の焦点を絞るべきか等、協力研究に関して討論した。併せて第2回総括班会議(東京、TEPIA)を開催し、各計画研究の今年度の進捗状況のチェックを行った。また、次年度以降の連携的研究の企画を行い、二つの重要な共同研究対象を設定した。すなわち応用上もっとも重要なSi系での原子操作の典型例として「Si表面上の水素」、s-p結合による多様な構造変化が期待できる「アモルファスC」である。 一方、インターネット上にホームページを開設し、本研究領域の情報公開・成果公表に努めるとともに、ニュースレターを3回発行し、広く関連する研究者・企業にも配布した。No.1では本特定領域の研究計画とメンバーの紹介を、No.2とNo.3では研究会とシンポジウムの報告(講演要旨+質疑応答)を編集・出版した。
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