研究分担者 |
美濃 導彦 京都大学, 総合情報メディアセンター, 教授 (70166099)
池田 克夫 京都大学, 情報学研究科, 教授 (30026009)
末永 康仁 名古屋大学, 工学研究科, 教授 (60293643)
横矢 直和 奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 教授 (10252834)
川嶋 稔夫 北海道大学, 工学研究科, 助教授 (20152952)
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研究概要 |
メディアの急速な多様化と大衆化によって人間の受容限度を遥かに越える情報が氾濫しつつある状況において,個人の必要に応じて適切な情報を伝えてくれる気の利いた視覚情報メディアを実現するために,意味内容に立ち入った判断を機械に行わせる基盤技術としてのパターン認識・理解を,人間中心の新しい観点から研究することが本領域の目的である。 総括班では,領域全体の研究方針の策定,各研究項目の企画調整,全体集会の運営,公開シンポジウムの企画・運営,WWWを利用した活動状況の広報,各計画研究で共同利用可能な機器の購入と管理,各計画研究において作成されるツールの収集と配布などを行い,領域全体が研究期間内に所期の目標を達成できるようにする。 本年度は,以下の計画を予定通り実行した。 OWWWのためのサーバ装置を,事務担当者が所属する東京商船大学に設置し,運用を開始した。 ○各計画研究において共同利用することを前提に,実世界の映像情報を多くの視点から完全に同期させた状態で撮影した多視点映像データを獲得するため,同一仕様のビデオカメラとディジタルVCRおよびビデオ入力ボードを5セットと,その制御装置一式を購入した。このような撮影装置はデータ撮影には不可欠であるが,撮影時に比較的短時間専有するだけなので,各計画研究で共同利用することが有効である。運搬が容易なように専用の運搬ケースを備えている。 ○本年度は,実質半年間の研究期間であったが,研究の方向づけを固めるため,代表者会議,SCSによる共用設備説明会,全体会議を各1回の合計3回の会合を開催した。
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