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1999 年度 実績報告書

ビデオサーベイランスのための全方位画像を用いた視覚増強機構

研究課題

研究課題/領域番号 11230206
研究機関奈良先端科学技術大学院大学

研究代表者

横矢 直和  奈良先端科学技術大学院大学, 情報学科研究科, 教授 (10252834)

研究分担者 山澤 一誠  奈良先端科学技術大学院大学, 情報学科研究科, 助手 (40283931)
岩佐 英彦  奈良先端科学技術大学院大学, 情報学科研究科, 助手 (50263447)
竹村 治雄  奈良先端科学技術大学院大学, 情報学科研究科, 助教授 (60263430)
馬場口 登  大阪大学, 産業科学研究所, 助教授 (30156541)
キーワードサーベイランス / 遠隔監視 / 全方位画像 / 視覚増強 / 視覚情報メディア
研究概要

本年度は、以下の研究を実施した。
1.全方位画像センサーの設計・試作
本研究の基盤設備である高精細全方位画像センサの設計・試作を行った。本センサは、回転2葉双曲面ミラーとハイビジョンビデオカメラからなり、研究分担者がこれまでに開発してきた側方視野360度のビデオレート撮像が可能な全方位画像センサHyperOmni Visionの縦方向広視野化(上方視野30度)、高解像度化を行うもので、ビデオサーベイランスに適した視野、解像度、被写界深度を有する改良版(HyperOmni Vision HD)である。本センサは、側方情景の1点への双曲面中心投影像を取得できるという光学特性を備えており、取得画像から観察者に提示する通常の平面透視投影像を計算によって生成できるという特長をもっている。
2.画像入力環境の整備
試作センサで得られる高精細全方位ビデオ映像を計算機に取り込むための画像入力環境の整備を行った。
3.全方位画像からの視線に追従した透視投影画像の生成
通常のビデオカメラを用いた既存の全方位画像センサHyperOmni Vision ver.2Aを用いて、全方位画像から任意方向の平衡透視投画像を生成するアルゴリズムほ開発を行ない、試作センサで得られる高精細全方位画像についても実時間処理が可能であるとの見通しを得た。
4.全方位ビデオ映像の構造化
サーベイランスのための移動物体等のイベント検出に基づく全方位ビデオストリームのインデキシングに関して基礎的検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 横矢 直和: "全方位ビデオカメラを用いた広域屋外環境の仮想化"情報処理学会研究報告. 99・93. 109-116 (1999)

  • [文献書誌] Ryutaro Miki: "A real-time video surveillance and monitoring system using multiple omnidirectional video cameras"Proc. 4th Asian Conf. On Computer Vision. I・. 528-534 (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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