研究概要 |
藍色細菌の生物時計遺伝子kaiABCと時計タンパク質KaiA,KaiB,KaiCを中心にして生物時計を解析し、以下の結果を得た。 1.KaiCはATPやGTPと結合し、ATP存在下で自己リン酸化する。これらの活性は時計の発振機能に不可欠である。 2.KaiCと結合して時計の発振を増強する因子SasAの同定 3.藍色細菌のphotolayase/cryptocromeの解析 4.KaiC上の2つのKaiA結合ドメインの同定 5.藍色細菌のプロモータートラップ法の開発 6.PexはkaiA遺伝子の転写を抑制する負の因子であることの証明(論文準備中) 6に関しては論文準備中であるが、他は論文として発表した。
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