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1999 年度 実績報告書

建築抗基礎構造の損傷制御態新設計に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11305038
研究種目

基盤研究(A)

研究機関東京工業大学

研究代表者

和田 章  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (90158684)

研究分担者 山田 哲  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (60230455)
笠井 和彦  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (10293060)
林 静雄  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (90092569)
黄 一華  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助手 (50262324)
キーワード杭基礎構造 / 模型実験 / 制振 / 動的載荷 / 振動台
研究概要

振動台の製作
東京工業大学応用セラミックス研究所所有の動的アクチュエータと新規に制作した積層ゴム支承によって支えられたプラットホームを用いて振動台を製作した。
模型を用いた振動台実験
時間軸を実大と模型で1:1とし、杭が外に露出した模型にすることで、視覚的に上部-杭-地盤連成系に挙動が確認できる振動実験を計画した。杭の動的解析でよく用いられるPenzienモデルを参考に、地盤を多質点せん断系に置き換え、杭と地盤を水平地盤バネで繋いだ地盤-杭-上部構造連成系を模型化した。
一様粘性土地盤を想定した地盤模型、模型杭、および上部構造模型を製作し、上述の振動台を用いて振動実験を行った。地盤模型は地盤を15層の多質点せん断系モデルに置換し、質点部分を鋼材、せん断合成を積層ゴムに担わせる形とした。今回製作した地盤模型は一次固有周期が0.9[sec]であるが、積層ゴムのせん断剛性を調節することで周期を変化させることができる。また、層ごとにせん断剛性を変化させることで、多層地盤も表現できるものとした。上部構造は8層のRC造建物を想定した一質点系の模型を製作し、アクリル製の支持杭と結合した。
今後は主にパラメーターを杭種に絞り、提案する杭基礎制振構造の制振効果を上述の模型実験で検証していく。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 和田章 他: "側柱下の場所打ち杭-基礎梁部分架構の耐震性能に関する研究"日本建築学会構造系論文集. NO.517. 93 (199)

  • [文献書誌] 和田章 他: "場所打ち杭の杭頭半剛接合法の開発"日本建築学会構造系論文集. NO.9. 65 (199)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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