研究課題/領域番号 |
11351002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 大学入試センター |
研究代表者 |
荒井 克弘 大学入試センター, 研究開発部, 教授 (90133610)
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研究分担者 |
藤井 佐知子 宇都宮大学, 教育学部, 助教授 (50186722)
橋本 昭彦 国立教育研究所, 教育政策研究部, 室長 (80189480)
池田 輝政 名古屋大学, 高校教育研究センター, 教授 (90117060)
山村 滋 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (30212294)
木村 元 一橋大学, 社会学部, 助教授 (60225050)
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キーワード | 高校と大学の接続 / 大学入試 / 教育スタンダード / 大衆化高等教育 / 国際比較 |
研究概要 |
1.月例研究会での活動 月例研究会では、参加者全員が自己の研究テーマを発表し、相互に議論して問題意識を深めるという作業を続けた。第2段階では、高校(後期中等教育)、大学の量的規模、就学該当年齢人口の時系列的な推移を調べ、対象国間で比較できるよう、整理を行った。対象国は、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、日本、韓国、タイ、バングラディッシュ、オーストラリア等の諸国である。さらに第3の作業として、大学入試に関連する教育法制の調査に着手した、これについては池田のアメリカ研究、木戸(研究協力者)のドイツ研究が進んでいるが、大学入試の理解を深め、問題意識を共有化するうえで、たいへん役に立った。 2.外国調査の実施 当初、予定していた計画を多少変更し、外国調査を前倒しして実行に移した。研究分担者の河野はバングラディッシュの教育省へ、尾中はタイの高校調査を実施し、新しい情報、資料の収集に努めた。また、荒井、池田、橋本、木村、藤井、腰越は、今回の研究の主要な対象となるアメリカについて、第1回めの調査を実施した。訪問地はサンフランシスコ市とシアトル市。主な訪問先はスタンフォード大学、サンフランシスコ州立大学、ワシントン州教育庁、ワシントン大学である。
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