研究課題/領域番号 |
11354007
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
高橋 栄一 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (40144779)
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研究分担者 |
古川 登 千葉大学, 理学部, 助手 (40251194)
阿部 なつ江 東京工業大学, 理学部, 教務職員(技官) (80302933)
中村 美千彦 東京工業大学, 大学院・理工学研究科, 助手 (70260528)
仲井 伯享 神戸製鋼所, 産機IPグループ, 主査(研究職)
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キーワード | 高圧装置 / 内熱式 / 高圧ガス装置 / HIP / 地球科学 / 岩石学 / 材料科学 |
研究概要 |
SMC-10000装置の基本性能、操作性、安全性、コスト、外形・重量などについて東工大とKOBELCOの研究者が共同で検討した。その結果装置の安全性、最高圧力を865MPa(約8700気圧)に制限せざるを得ない事が明らかとなった。装置全体が高圧ガス取締法の第2種高圧ガス製造設備に相当するため、必要な安全基準、技術特認についてKHK(高圧ガス保安協会)と事前協議を99年11月から継続している。装置に関して(1)高温炉・温度制御ユニット、(2)プレスフレーム・油圧ユニット、(3)圧力容器・増圧機の三系統に分けて更に詳細な設計作業に入った。(1)については東工大に現有のSMC-5000装置の経験を生かして主として東工大で設計する。(2)についてはSMC-5000の油圧ユニットを一部共用として経費削減に努めた。(3)については従来のHIP装置の設計製作経験を生かして主にKOBELCO側が行った。装置全体の設計仕様が2000年1月末までに決定し、代表者が東京都環境保全局高圧ガス課の担当者に設置許可を申請した。
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