研究分担者 |
永井 和夫 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (00011974)
勝亦 瞭一 東北大学, 大学院・農学研究科, 教授 (60292257)
松下 一信 山口大学, 農学部, 教授 (50107736)
熊谷 英彦 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (70027192)
中森 茂 福井県立大学, 生物資源学部, 教授 (00254243)
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研究概要 |
冨田(北海道大学):エネルギー代謝変異株の代謝工学的育種を行うために,H^+-ATPaseの全遺伝子をクローニングし,塩基配列を決定した. 松下(山口大学):細胞膜小胞を調製し,呼吸鎖のエナジェティクスを解析した.NADPHオキシダーゼの脱水素酵素成分を精製し,NADH脱水素酵素IIに対応することを明らかにした. 勝亦(東北大学):超高収率アラニン生産株を開発するために,アラニンデヒドロゲナーゼ遺伝子のクローニングと塩基配列の決定を行った. 中森(福井県立大学):システイン生合成に関与するセリンアセチルトランスフェラーゼ活性,o-アセチルセリンスルフヒドラーゼ活性を見いだし,本菌のシステイン生合成は大腸菌と同様の経路で行われていると推定した. 永井(東京工業大学):細胞壁合成遺伝子murl(D-グルタミン酸ラセマーゼ),murE(ジアミノピメリン酸付加酵素),ftsl(ペニシリン結合タンパク質3),ltsA(新規アミド転移酵素),glmU(UDP-N-アセチルグルコサミン合成酵素)のクローン化を達成した. 熊谷(京都大学大学院):新規なメカニズムベースドアフィニティーラベリング試薬を用いて,大腸菌のγ-グルタミルトランスフェラーゼの活性求核原子が,小サブユニットN末スレオニン残基の側鎖酸素原子であることを明らかにした.
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