研究課題/領域番号 |
11359005
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研究種目 |
基盤研究(A)
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研究機関 | 岡崎国立共同研究機構 |
研究代表者 |
鈴木 俊法 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助教授 (10192618)
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研究分担者 |
南部 伸孝 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (00249955)
高口 博志 岡崎国立共同研究機構, 分子科学研究所, 助手 (40311188)
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キーワード | クーロン爆発 / 画像観測 / 質量分析 / 大気微量成分 |
研究概要 |
基本的な分子、窒素、酸素、NO、OCS等の分子のクーロン爆発を行い、解離生成物である多価イオンの散乱分布を画像化した。ほとんどの場合、生成イオンの分布はレーザーの偏光方向に先鋭な極大を有し、解離以前に親分子がレーザー場中で整列していることを明確に示した。3原子分子では、解離途中での分子変形が無視できないため、中心に存在する原子の散乱が1横方向に起こった。このようなレーザーパルス幅内での分子運動を最小に抑える目的で、非共線型の光パラメトリック発振器を用いたレーザーシステムを新たに導入したが、その動作は実験室内の温度変化に敏感であるため、温度の安定化を試みた。
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