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1999 年度 実績報告書

宋代禅宗が社会に与えた多面的影響の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11410007
研究種目

基盤研究(B)

研究機関愛知学院大学

研究代表者

鈴木 哲雄  愛知学院大学, 文学部, 教授 (70064821)

研究分担者 竺沙 雅章  大谷大学, 文学部, 教授 (50025029)
石井 修道  駒沢大学, 仏教学部, 教授 (70052545)
西村 惠信  花園大学, 文学部, 教授 (40066337)
西脇 常記  京都大学, 総合人間学部, 教授 (50108966)
藤喜 真澄  関西大学, 文学部, 教授 (60067585)
キーワード宋朝禅 / 宋代士大夫 / 道教 / 三教一致 / 公案 / 看話禅 / 黙照禅 / 草厳学
研究概要

中国宋代の研究は、一部の領域を除いて、各学問分野で研究がやや遅れていることは否めない。特に宋代の仏教については、唐代の研究の盛んなるに対して、これまで看過されてきたといってよい。それは、中国仏教の頂点が唐代にあったからであり、当然の傾向である。しかし・宋代の仏教は、政治・経済・社会と深くからんで密着しており、唐代の仏教よりも一層中国化した仏教として位置づけられるのである。さらに、周辺諸国に与えた影響も大きく、我国においても、鎌倉仏教に主たる源を発する仏教各派の興起と展開は、宋代仏教を抜いて考えることはできない。
今年度は、宋代仏教の中心的存在であった禅宗に視点を置き、宗教・政治・経済・芸術・民衆生活などとの関りについて、各分野を専門とする研究者の協力を得て、総合的考察を開始した。宋代仏教・禅の特質と影響を明らかにしようと試みる基礎資料の収集と、各分野との連携を深めた。宋代の禅はその時代の仏教の中で中心的役割をなし、よくも悪くも政治と密接に関連している。本研究では次年度よりその特徴に視点を置き、宋代社会と禅との関係を総合的に明らかにする。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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