研究課題/領域番号 |
11410009
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研究機関 | 国学院大学 |
研究代表者 |
石井 研士 國學院大學, 神道文化学部, 教授 (90176131)
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研究分担者 |
黒崎 浩行 國學院大學, 日本文化研究所, 専任講師 (70296789)
川島 堅二 恵泉女学園大学, 人文学部, 助教授 (30267504)
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キーワード | 情報化 / インターネット / ラジオ / 天理教 / 日本ルーテル教会 |
研究概要 |
本年度は研究計画の最終年度であり、研究報告に向けて資料整理、分析、報告書の作成を行った。以下は個々の分担者がこれまで実施してきたことを基礎にした本年度の研究成果である。 研究代表者の石井は、大正14年に放送が開始されて以来、80年近い歴史を有するラジオ放送において、宗教番組がどのように放送されたかを調査研究した。あわせて天理教と日本ルーテル教団に関しては、「天理教の時間」「ルーテルアワー」について調査を行った。 川島は、日本のウェブサイトの分析、とくにキリスト教関係のホームページの現状とその分析を、過去の調査データと比較しながらとりまとめを行った。 黒崎は、宗教ウェブサイトの傾向の時系列的な分析を行うとともに、神社ウェブサイト主催者へのインタビューを継続した。さらに平成13年度新たにコンピューターネットワーク普及が宗教に与えるインパクトについて具体的な調査を通じて研究を行った。 昨年度まで研究分担者であった葛西健太は、研究協力者として情報化と宗教の対面的コミュニケーションの変化をテーマに具体的な事例を調査分析した。同じく研究協力者の田村貴紀は、研究代表者の石井の指導のもと、オンライン上でアンケート調査を実施、レポートを作成した。
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