| 研究課題/領域番号 |
11410058
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| 研究機関 | 聖徳大学 |
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研究代表者 |
山村 智美 聖徳大学, 人文学部, 助教授 (80240076)
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| 研究分担者 |
佐藤 守 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50006524)
高尾 公矢 聖徳大学, 人文学部, 教授 (50167483)
山村 滋 大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (30212294)
大橋 薫 聖徳大学, 人文学部, 教授 (90062067)
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| キーワード | エンゼルプラン / 子育て / 少子化 / 保育園 / 地方 |
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| 研究概要 |
本研究は、政府の立案した「エンゼルプラン」が各地方自治体においてどのように受容され、地方の実情に応じて、どう改変され実施されているか否かを実証的に解明することを課題としている。3年計画の第2年次においては、以下の調査研究を実施した。
(1)昨年度末に、全国の約3300の地方自治体向けに子育てと地方版エンゼルプランに関する調査票を作成した。その後、発送作業を行い、締め切りを延長した結果、この全国規模の調査に関しては、1686の自治体から回答を得られた。そして、データ入力を行った。基礎的な集計は完了し、詳細な分析のための準備を整えることができた。
(2)昨年度実施した、山形県西川町に関する質問紙調査では、地方版エンゼルプランはほとんど住民に知られていないこと、保育園の統廃合が一番の問題であること、学童保育や保育園バスのニーズが高いこと、を明らかにしたが、この結果を、西川町にフィードバックし、保育政策担当者の参考に供するとともに、今後の調査のありかたについて、協議した。
(3)また、西川町と比較対象するために選んだ西川町と同規模の山梨県の自治体(須玉町)においても、質問紙調査を実施し、同町の保育ニーズ等を明らかにした。
(4)少子化時代における子育てのシステム・支援政策に関して、海外における調査研究の対象として、最近大幅な行政改革を実施したニュー・ジーランドを、昨年度に引き続いて訪問し、調査を実施するとともに、各種統計資料を入手した。
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