研究課題
基盤研究(B)
本年度は、学習障害児のなかでも、読みに困難性をもつ学齢児童を対象にして、「時間圧縮」,「両耳交互の脳内スイッチ」,「両耳分離聴」を中心とした聴覚機能の評価を行った。加えて,脳の損傷部位が確定されている片側脳損傷者の聴覚的消去現象のメカニズムの解明を図った。適応型聴覚学習支援プログラムのソフトの開発については、音声認識プロトタイピングの研究を現在進行中である。本研究に関しては、日本特殊教育学会,日本失語症学会,日本生理心理学会で報告した。