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1999 年度 実績報告書

中・近世文書にみる尼門跡寺院の歴史的変遷と生活文化、尼僧の信仰研究

研究課題

研究課題/領域番号 11410094
研究種目

基盤研究(B)

研究機関相愛大学

研究代表者

西口 順子  相愛大学, 人文学部, 教授 (80237685)

研究分担者 岡 佳子  大手前女子大学, 助教授 (50278769)
牧野 宏子  関東学院女子短期大学, 国文科, 助教授 (50219309)
キーワード尼門跡寺院 / 宝鏡寺文書 / 養林庵文書 / 光照院文書 / 中宮寺文書
研究概要

宝鏡寺文書、宝鏡寺元末寺養林庵の文書目録作成、大聖寺日記の研究と聞き取り調査、光照院の文書美術品調査、奈良県中宮寺文書調査を実施した。概要は以下のとおりである。
1.光照院文書・美術品調査概要(平成11年5月・7月・8月、12年3月に実施)
光照院文書は江戸時代中期、享保年間以後の大正年間までの日記(7箱、145点)、江戸時代の文書(3箱)、書跡類である。文書は歴史資料のほか、佛教関係、国文学関係が含まれる。日記・文書は調査書を作成。美術品は染色(打敷類74点)、陶磁器(38点)、金工(8点)、塗工(27点)、人形(17点)、その他(16点)、絵画・書跡の一部(次年度調査の予定)の調査書を作成した。いずれも江戸時代初期からのもので、ことに江戸中期以後の優品が所蔵されていることが判明した。
2.中宮寺文書調査概要(平成11年10月、12年3月に実施)
文書は長持1箱で江戸時代後期、安永頃から明治・大正年間で、一件ごとに包紙やひもで一括にまとめられている。一括は80組で、近世文書40、近代は28、その他一紙ものの文書があり、順次調査書を作成している。近代文書がかなり多く、尼門跡の近代の変容を明らかにできる必須の史料であると考えられる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 西口順子: "養林庵文書について-由緒と沿革の紹介をかねて-"相愛大学研究論集. 第16巻. 57-89 (2000)

  • [文献書誌] 西口順子: "近世の宝鏡寺宮-浄照院逸厳理長の入寺と得度"日本仏教の史的展開. 519-537 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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