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2001 年度 実績報告書

中・近世文書にみる尼門跡寺院の歴史的変遷と生活文化、尼僧の信仰研究

研究課題

研究課題/領域番号 11410094
研究機関相愛大学

研究代表者

西口 順子  相愛大学, 人文学部, 教授 (80237685)

研究分担者 牧野 宏子  関東学院女子短期大学, 国文科, 助教授 (50219309)
岡 佳子  大手前大学, 人文学部, 助教授 (50278769)
キーワード尼門跡寺院 / 比丘尼御所 / 霊鑑寺文書 / 中宮寺文書 / 光照院文書
研究概要

平成13年度は継続中の京都市霊鑑寺文書調査のうち、霊鑑寺調査を重点的に実施するとともに、報告書作成に向けて、データベースの作成及び研究会を行った。概要は以下のとおりである。
1.霊鑑寺文書調査概要(平成13年7月・9月・平成14年3月に実施)
文書約1,120点の文書調査、調査カードの作成を行った。今回の調査で注目されるものは江戸時代においては女御入内の際の献物目録で、朝廷との関係を窺うことのできる記録類、近世の宗教形態を知る手がかりとなる門跡寺院を列記した記録類の存在である。また、門前石垣普請関係書類は門前の地域環境を知る上で重要である。明治期以後では入室の皇女薨去後の仏事執行に関わる文書群があり、当該期の天皇家の宗教形態を考える上で重要である。尚、最終調査の時点で、新しく200点を越える文書が発見された。これらについては、今回の調査から除外し、後日を期することとした。
2.霊鑑寺文書データベースの作成、光照院・霊鑑寺文書目録の作成作業。
3.報告書作成
尚、継続中の奈良県中宮寺調査については文書量が多量であり、今回の調査は集中的に霊鑑寺調査を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 岡佳子: "近世の比丘尼御所-宝鏡寺を中心に-"仏教史学研究. 44(2)(校正中未定). (2002)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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