研究課題/領域番号 |
11410098
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
早瀬 晋三 大阪市立大学, 文学部, 助教授 (20183915)
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研究分担者 |
加藤 剛 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (60127066)
吉川 利治 大阪外国語大学, 外国語学部, 教授 (60030144)
桃木 至朗 大阪大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (40182183)
渡辺 佳成 岡山大学, 文学部, 助教授 (80210962)
弘末 雅士 立教大学, 文学部, 教授 (40208872)
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キーワード | 東南アジア史 / 卒業論文 / 修士論文 / 教育工具 / 研究工具 |
研究概要 |
第1年度は、「日本における東南アジア史教育の現状と課題の把握」と位置づけ、東南アジア史研究で卒論・修論の指導をされてきた先生方にアンケート調査をおこない、東京大学、東京女子大学、名古屋大学、大阪大学、大阪外国語大学、大阪市立大学、桃山学院大学、広島大学から回答をいただき、共通の問題点が明らかになった。これらの問題点を念頭において、11月から研究会を開催し、研究会毎に以下のような報告・報告要旨を作成した:No.1「シンポジウム タイ史研究の現状と課題」(27頁);No.2桜井由躬雄「歴史学から歴史地域学へ」(5頁);No.3早瀬晋三「近代日本・東南アジア関係史の可能性」(9頁);No.4早瀬晋三「論文を書くための準備と執筆スケジュール」(14頁)。これらの報告・報告要旨は、毎月、東南アジア史学会関西例会会場で配布して、共通の理解を深め、意見交換をおこなっている。今後、毎月、東南アジア史学会関西例会にあわせて、研究会を開催し、歴代同学会会長を招いて、密度の濃い議論を展開できるよう計画している。また、東南アジア史学会のほかの地区、とくに中国・四国地区との連携を深めて、研究会を開催している。研究会のほかに、「図書館に所蔵してもらいたい研究工具、史料集、シリーズ、雑誌など」のリスト・アップを進めており、すでにフィリピン、ビルマ、ベトナムを作成されている。また、大阪、広島、名古屋、岡山の大学院の入試情報をパンフレットにし、関係者に配布した。
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