研究分担者 |
鶴島 博和 熊本大学, 教育学部, 教授 (20188642)
朝治 啓三 関西大学, 文学部, 教授 (70151024)
直江 眞一 九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (10164112)
苑田 亜矢 北海学園大学, 法学部, 講師 (80325539)
山辺 規子 奈良女子大学, 文学部, 助教授 (00174772)
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研究概要 |
1.各研究者の史料取扱いにおける技術向上を課題として,この3年間で研究会を全部で6回開催し,各研究者の報告に基づいて史料分析に関する議論を積み重ねてきた。史料を扱う際の問題点を明らかにすることで、実証分析の手続が明確となった。その成果として,報告書『史料が語る中世ヨーロッパ-実証研究と史料分析の手続-』をえた。 2.2001年4月2日〜4日に熊本で開催された「日英中世史料論シンポジュウム」に参加し、国際的学術交流を推し進めた。 3.上記の成果報告書を土台に,新に得た知見を広く学界の共有財産にするべく,これまでの議論をより深めながら論文集を編纂・公刊していく方向で準備をしている。 4.また,これまでの成果を,海外の学会で問うべく,今年の夏にリーズ大学で開催されることになっているInternational Medieval Congress 2002,8-11 July,2002で多くの研究分担者がつぎのような報告を発表する予定である。(1)K.Yoshitake, 'Charters and King Richard';(2)H.Arimitsu, 'Charters and Scottish Kings';(3)A.Nakamura, 'Charters and the Nobility';(4)H.Tsurushima, 'Women and Corrody in Twelfth-century Kent';(5)Y.Arai, 'Gentry and their Letters in Yorkshire';(6)S, Morishita, 'Women and their Testaments in Late Medieval Norwichi'
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