研究課題/領域番号 |
11410114
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
神野志 隆光 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60018900)
|
研究分担者 |
徳盛 誠 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 講師 (00272469)
岡部 雄三 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (20116007)
義江 彰夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (80001775)
金沢 英之 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助手 (00302828)
|
キーワード | 日本 / 古代天皇神話 / 朝鮮神話 / 記紀歌謡 |
研究概要 |
本共同研究は、神話にかかわるテキストの具体的な分析を研究の中心とする一方、各テキストを総体として見通すことによってその連関をささえてきた諸制度を問題化することを主眼とする。そのため、これまでの年度と同様、今年度も、研究分担者全員によって総括的な研究会を組織するとともに、それぞれ重心を置く研究領域によって班に分かれて資料の分析と問題の整理にあたった。 各分担者の活動としては、今年度は三年計画の最終年度として、対象となる文献資料や研究文献の収集とその分析に加え、研究成果の発表、さらに研究の持続を要する問題点の整理を各々が行った。研究発表の一部は研究成果報告書の「はしがき」に記録してある。 全体としての活動として、第一に、共同研究の基軸として、また公開することによってひろく問題を喚起する場として、これまでの年度に引きつづき、今年度も公開の研究発表会を開催した。各回の報告者と題目を以下に記す。 第1回:11月17日(土) 神野志隆光 「日本」をめぐって--近世近代を中心に-- 第2回:12月1日(土) 福田武史 「記紀歌謡」論の見直し 第3回:3月25日(月) 金 泳南 三品彰英の朝鮮神話研究 第二に、本共同研究の研究成果報告書を作成した。共同研究の研究分担者全員の論文と本年度の研究発表会に基づく論文をあわせ、研究成果の報告書とした。 また3月25、26日には、外部の研究者や大学院生も交え、研究発表と、主として研究報告書に基づいて今回の共同研究を総括する研究会を開催する。
|