研究課題/領域番号 |
11410130
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 広島女子大学 |
研究代表者 |
今石 元久 広島女子大学, 国際文化学部, 教授 (80093574)
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研究分担者 |
三輪 譲二 岩手大学, 工学部, 助教授 (60125664)
江川 清 国立国語研究所, 情報資料研究部, 研究部長 (30000425)
桐谷 滋 東京大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90010032)
船津 誠也 広島女子大学, 生活科学部, 助手 (30275383)
世木 秀明 千葉工業大学, 工学部, 助教授 (60226636)
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キーワード | マチルメディア / インターネット / ミュージアム / 音声 / 日本語教育 / 失語症 / 方言 / コンテンツ |
研究概要 |
1 システムの構築 マルチメディア音声ミュージアムに供する、インターネットと電子メールを利用した独自の「公衆型音声分析システム」を開発した。読売新聞全国版等で広くに紹介された。そして、そのシステムの運用と評価をおこなった。また、インターネットを利用して日本語音声教育に供する、独自の「オンデマンドネットワーク型日本語音声教育システム」を開発した。そして、そのシステムの運用と評価をおこなった。 他面、マルチメディア音声ミュージアムからの、同じく一連の発想として開発している「ホームページを利用した失語症患者のための訓練システム」も一般に公開した。約80名の言語聴覚士からのアクセスがあり、言語訓練にも供するという評価を得た。 これら、健常者・異常者両面からのシステム構築は今年度の研究会合を重ねた結果である。 2 コンテンツ作り 研究代表者の今石が約20年来収集してきた全国音声テープをDATテープにダビングしたり、吉和言葉のCD-ROMを試作した。CD-ROM作りと画像の計算機処理は基礎的知見にとどまり、次年度の課題となった。 方言の音声と映像を捉えようとして、デジタルビデオカメラを使って、琉球方言の奄美大島や出雲で調査を試みた。
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