研究課題/領域番号 |
11410132
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
竹内 信夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (00107525)
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研究分担者 |
古田島 洋介 明星大学, 日本文化学部, 助教授 (60211900)
菅原 克也 東京大学, 総合文化研究科, 助教授 (30171135)
ヒューズ ジョージ 東京大学, 人文社会系研究科, 客員教授 (10281700)
劉 岸偉 東京工業大学, 外国語研究教育センター, 助教授 (30230874)
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キーワード | 東アジア / 文学史 / 比較文学 / 中国 / 韓国 |
研究概要 |
本年は、研究計画の最終年度として、過去3年間の研究の成果の点検・集積につとめるとともに、海外の研究者との連携を強化すべく、外国人研究者の招請と、海外の大学での研究発表等に努めた。 具体的には、平成13年6月15日に、香港・嶺南大学のEugene Eoyang教授とDing Ersu教授の来日を招請し、本学総合文化研究科で討論会を設け、竹内他、研究分担者が参加するとともに、10名あまりの一般参加者を得た。また、7月14日には、本学総合文化研究科と韓国外国語大學校東洋語大学との共催で、日韓学術交流シンポジウム「女性からみた日韓文化-ことばと文学」を企画し、本研究の代表者及び研究分担者が参加し、一般聴衆約150名を集めた。さらには、10月13日にソウルで開催された韓国比較文学会に研究分担者である菅原と古田島が参加し、研究発表を行った。 「東アジア比較文学史」の具体化については、本年度、名古屋大学出版会の協力により、出版に際しての技術的・実務的な助言を得られるようになったのは、大きな前進であった。中国、韓国の研究者との連絡も、ほぼ恒常的に行われ、出版原稿も、ほぼ5割が完成しており、残りの部分についても、来年度中の完成がほぼ確実である。
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