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1999 年度 実績報告書

十九・二十世紀五カ国(独・英・日・仏・米)における法曹養成と法学教育

研究課題

研究課題/領域番号 11420003
研究種目

基盤研究(B)

研究機関甲南大学

研究代表者

黒田 忠史  甲南大学, 法学部, 教授 (40068143)

研究分担者 三阪 佳弘  龍谷大学, 法学部, 助教授 (30219612)
野上 博義  名城大学, 法学部, 助教授 (70121506)
深尾 裕造  関西学院大学, 法学部, 教授 (20135891)
キーワード法曹養成制度 / 大学法学部教育 / 司法改革 / ロー・スクール / 弁護士会
研究概要

研究計画第1年目の今年度は、まずセットとして購入が可能であったドイツの司法省官報Justiz-Ministerial-Blatt、国務参事会・閣議議事録Acta Borussica,Neue Folge、法学教育に関する英米文献コレクション(Legal Education,Legal Profession)、合衆国統一州法典委員会記録などを購入した他、戦前からの法学部をもつ日本の国立・私立大学百年史をはじめ、法曹養成・法学部教育の変遷を辿るのに必要な文献を購入し、手分けをして分析を進めてきた。それと共に、すでに共同研究者それぞれが所属する研究機関で大型研究設備・図書充実費によって購入済のドイツ同盟・帝国議会議事録、ドイツ法曹大会議事録、イギリス議会議事録・司法改革委員会報告書、フランス法曹史関係の史料集さらに内閣文庫・国立公文書館などの第一次史料に即しての調査・分析を進めている。それによって、各国の法曹養成と法学教育の歴史的変遷が実証的に明らかになりつつあり、「英米法系」や「大陸法系」といった形でひとくくりにはできない各国間の相違点とその歴史的背景が具体的に明らかになりつつある。
さらに今年度は、共同研究者4名全身が、ロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨーク、東京などの公文書館・大学・図書館に直接おもむき、第1次史料の探索・調査・複写発注などを行った。各国の法曹団体や代表的な大学の史料や文献は、各自購入したパソコンを駆使し、さらに国内外の研究機関、公文書館、研究者へ照会し、その成果のデータベース化をめざしている。各共同研究者は研究会や相互の研究交流を行った他、法制史学会月例研究会(近畿部会)などで報告することを通じて、外部の研究者・実務家との研究交流も行ってきた。第2年度は、収集した史料・文献の分析と整理をさらにすすめ、ネットワークをより緊密にしていくことになる。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 深尾裕造: "フォーテスキューとブルータス伝説"法と政治. 51巻1号. (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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