研究課題/領域番号 |
11430020
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
白石 善章 流通科学大学, 教授 (50122700)
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研究分担者 |
栗田 真樹 吉備国際大学, 社会学部, 講師 (10258262)
田中 道雄 吉備国際大学, 社会学部, 教授 (10248263)
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キーワード | フランス / 流通 / 構造的変化 / 比較流通論 / 商業 / まちづくり / 消費者行動 / 価値観 |
研究概要 |
4年間の研究計画を再確認し、最終年には研究成果を図書出版の形で公表するべく研究を進めることとした。今年度はこの最終的な目的に向かって文献、資料等の情報収集を中心に研究活動を行なった。 まず、日本における「フランス流通に関する文献、資料」の収集を行ない、流通科学大学に整備した。 田中、栗田は1999年12月16日から25日までの10日間フランスへ渡航し、現地協力者Jean=Luc Azra氏(前・大阪大学言語文化部講師)とともにフランス流通に関する文献、統計資料等を収集した。また、パリ、ボルドー、ポワティエの各都市を訪問しフィールドワークを行なうとともに「都市商業」「まちづくり」に関する資料収集を行なった。フランス語による文献、資料については、研究分担者を中心として日本語訳を行なう作業を進めた。情報の整理のためにコンピュータ機器、ソフトウェアを購入し、収集した文献、資料等のデータベース化を進めている。また、白石、田中、栗田による研究会を定期的に開催した。回数は総数で13に達した。1999年12月にはBruno Vannieuwenhuyse氏(大阪大学言語文化部講師)を講師として招き、「フランス流通の現状とリール市の概要について」と題する研究会を行なった。2000年3月には相原修(成蹊大学経済学部)、河野三郎(富山大学経済学部)、Thierry Ribault(フランス・リール第1大学、IFRESI-CNRS)の三氏を講師として招き「フランス商業研究会」を開催した。 さらに、田中、栗田は関西学院大学に滞在中であったPatrick Beillvaire教授(フランス・EHESS社会科学高等研究院)およびChristian Sches教授(フランス・リール第1大学)と面談し、フランス経済、社会の状況に関する情報収集を行なった。
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