研究課題
基盤研究(B)
(1) 分数排他統計に表れるWuの方程式によって定義された準超幾何関数の対称性、特異点、モノドロミーの構造を明らかにする論文を、井口和基さんと書いた。(2) 準超幾何関数の一般的積分表示を確立し、picard-Lefschetz変換を用いて、モノドロミーの公式、特異点について陽の公式を得た。この結果を平成11年6月半ばに行なわれたHong-Kongの特殊関数の国際会議で発表した。(3) 平成11年8月始めRIMSにおいて離散可積分系の研究会に参加し、密度行列についての講演を行なった。(4) 平成11年8月半ばに本研究科においてAnatole Kirillov氏らと超幾何関数と組合せ論の国際研究会を開催し、(1)の内容を発表した。(5) Anatole Kirillov氏とともに、平成12年2月半ばに本研究科において、パリのエコール・ポリテクニックの教授であるLassalle氏を招き、超幾何関数と組合せ論の小研究会を開催し、研究交流を行なった。
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