研究分担者 |
三宅 正武 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (70019496)
木村 芳文 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 教授 (70169944)
尾畑 伸明 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助教授 (10169360)
岡田 聡一 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助教授 (20224016)
中西 知樹 名古屋大学, 大学院・多元数理科学研究科, 助教授 (80227842)
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研究概要 |
今年度は2つの方向での研究を推進した。 <その1>超平面配置積分にまつわる差分方程式の接続問題において,特別な2個の正反対方向に対する互いの関係を与える接続行列を求めること,すでに知られているKita-Yashidaによるツイスト輪体の交差行列と関連づけて,凸多面体上のある加法的関数をもちいた定式化をした。さらに,MacPhersen-Procesiらの極小驚異コンパクト化& Stanleyらの結果をむすびつけて一般的な予想を立てた。 <その2>LR変換と密度行列について多次元版への拡張を手がけた。密度を与えて辞書式順序によるGram-Schmiotlの直交多項式を定義し,LR変換を定式化した。特にKoovninder多項式の場合に明示的な公式を与えた。 <招待講演>2000年7月はじめ,マイソール大学(インド);2000年7月下旬,カタニヤ大学(ミチリア),200年10月初旬,南開大学(中国)で上記の内容について講演した。
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