| 研究課題/領域番号 |
11440123
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 一般 |
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| 研究分野 |
物理学一般
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| 研究機関 | 電気通信大学 |
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研究代表者 |
西岡 一 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 助教授 (70180586)
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| 研究分担者 |
植田 憲一 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 教授 (10103938)
米田 仁紀 電気通信大学, レーザー新世代研究センター, 助教授 (00210790)
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| 研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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| キーワード | 超短パルスレーザー / 非線形光学 / コヒーレント過渡現象 / 超広帯域光 / 相関計測 / 量子干渉 / 光エコー / 白色干渉 |
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| 研究概要 |
本研究は、希ガス中の自己位相変調により発生させた紫外から赤外におよぶ高強度コヒーレント白色光源の持つ周波数コヒーレンスに注目し、これまでのような群遅延分散補償に頼らない方法で、超高速現象の誘起・計測を目指したものである。
コヒーレント過渡現象では、光によって誘起された分極と光との相互作用に基づく物質と光の非線形相関演算が行われる事を利用し、フーリエ位相差を直接検出することにより超高時間分解能を達成した。紫外から赤外におよぶ周波数分解・フリンジ分解計測システムを構築し、モノサイクル時間分解能1.4fsで励起・計測できるpump-probeシステムを構築した。高速位相緩和材料(T2<10fs)中の多準位系のコヒーレンスを広帯域光により制御し、常温物質の光吸収・光放出を広帯域光の位相により光制御できる事を初めて示した。
さらに、広帯域な非共鳴媒質中で周波数コヒーレンスの非線形相関演算を行う方法を新たに考案した。時間遅延を与えたチャープ光間で光混合を行う事により、パルス間のフーリエ位相を時間多重で検出し、周波数位相共役波を合成した。フェムト秒パルスの時間反転波を発生させることに初めて成功し、非線形光学による群遅延の自動補償を実現した。
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