研究課題/領域番号 |
11450152
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研究機関 | 神奈川工科大学 |
研究代表者 |
中神 隆清 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (20267636)
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研究分担者 |
小宮 一三 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (10267635)
宇野 武彦 神奈川工科大学, 工学部, 教授 (50257408)
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キーワード | 光交換 / 光スイッチ / 偏光スイッチ / 液晶素子 / 液晶スイッチ / 強誘電性液晶 / 空間光変調器 |
研究概要 |
4カ年計画の2年度として以下の研究を実施した。 (1)斜め入射型偏光制御素子の理論検討 本研究が対象とする光交換用の多チャンネル光スイッチを実現するためのキーデバイスとなる斜め入射型偏光制御素子の偏光回転特性について理論解析し、最適設計条件を与える計算式を導いた。そして、この式より1.3μmおよび1.55μmにおける最適設計値を計算した。 (2)長波長帯偏光制御素子の試作・評価 前項の設計値にもとずき斜め入射型偏光制御素子を1.3μmおよび1.55μmで実際に試作して理論計算と一致する実測値を得た。これにより設計理論の妥当性が確認された。 (3)平板積層型多チャンネル光スイッチの検討 平板積層構成の多チャンネル光スイッチを実現するための構成方法について検討し、これをもとに波長1.55μmで動作する2×2光スイッチの原理試作を行った。
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