• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2000 年度 実績報告書

係留ビデオシステムによる砕波帯内外ダイナミックスの面的観測

研究課題

研究課題/領域番号 11450185
研究機関筑波大学

研究代表者

西村 仁嗣  筑波大学, 機能工学系, 教授 (00010819)

研究分担者 大塚 敏之  大阪大学, 工学部, 講師 (40272174)
京藤 敏達  筑波大学, 機能工学系, 助教授 (80186345)
武若 聡  筑波大学, 機能工学系, 助教授 (80202167)
キーワード係留気球 / ビデオ / 砕波帯 / 流速変動 / 波速の推定 / 水深分布の推定
研究概要

●画像処理システムの整備
前年度の研究の反省に基づき,単写真標定の際に必要となる標点認識手法についての改良を行った。画像の時間差分・相関解析により,標点認識を確実に行えるようにし,標定計算の効率を大幅に向上させた。
●水理ダイナミックスの解析事例-砕波点変動と水位の関連-
このことについて,画像から砕波点位置を読み取り,水位の計測記録との関係を解析した。その結果,両者の長周期的な時間変動の相関が高いことが判明した。今後の解析の目標は,砕波点の変動が長周期変動を起す要因となっているかについて解析することとなる。
●局所波速の推定による水深分布推定手法の基礎的検討
波の進行速さを画像から求め,水深分布を分散関係式から求めた。地形の概略は捉えられるが,細部については手法の改善が必要である。波の不規則・非線形性を取込むことがポイントとなる。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Takewaka,S. et al.: "Surf Zone Imaging with a moored video system"Proc.of International Conference on Coastal Engineering ASCE. 2000(予定). (2001)

  • [文献書誌] 武若聡,中村崇,三崎尚一郎: "係留ビデオシステムを用いた砕波帯水理現象の解析"土木学会 海岸工学論文集. 47. 126-130 (2000)

URL: 

公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi