研究課題/領域番号 |
11450232
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研究機関 | 国立歴史民俗博物館 |
研究代表者 |
濱島 正士 国立歴史民俗博物館, 情報資料研究部, 教授 (20156392)
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研究分担者 |
青山 宏夫 国立歴史民俗博物館, 歴史研究部, 助教授 (00167222)
湯浅 隆 国立歴史民俗博物館, 歴史研究部, 助教授 (20150021)
福原 敏男 国立歴史民俗博物館, 民俗研究部, 助教授 (20156805)
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キーワード | 社寺境内絵図 / 神仏習合 / 廃仏毀釈 |
研究概要 |
1、資料価値がとくに高い境内絵図について現地へ赴き、詳細な調査と写真撮影を行い、内容を検討した。そのうち、主なものは次のとおりである。 慧日寺(福島県)-創建時の建物の復原考察と描かれた範囲の歴史地理的検討。 飯野八幡宮(福島県)-描かれた建物と配置の真ぴょう性の検討と制作年代の考察。 若一王子神社(長野県)-社殿と堂塔の配置の検討と廃仏の状況の考察。 伊勢神社-内宮・外宮と周辺寺院との関係についての考察。 北野天満宮-慶長造営時の建物と配置の考察及び復原。 談山神社・長谷寺(奈良県)-立地環境の検討。 吉備津神社(広島県)-近世及び中世の社殿・堂塔の配置の復原考察。 宇佐八幡宮-中世・近世の各種絵図の制作目的と内容についての検討。 上諏訪・下諏訪両社(長野県)-新発見屏風の検討。 そのほか、仏塔が残されている神社について、建物配置と廃仏の状況の検討、など。 2、地方史・地誌・展示図録等文献から収集した境内絵図のデータを整理・分類し、一覧表を作成した。
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