研究課題/領域番号 |
11450311
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
岡畑 恵雄 東京工業大学, 生命理工学部, 教授 (80038017)
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研究分担者 |
森 俊明 東京工業大学, 生命理工学部, 助手 (50262308)
佐藤 智典 東京工業大学, 生命理工学部, 助教授 (00162454)
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キーワード | 超臨界流体 / 脂質修飾酵素 / ガラクトシダーゼ / 糖転移反応 |
研究概要 |
本研究は、脂質修飾グリコース(糖)加水分解酵素を用いて二酸化炭素超臨界流体中での位置選択的グリコース(糖)転移反応を行うことを目的として行い、以下の成果を得た。 β-D-ガラクトシダーゼの水溶液とカチオン性脂質の水溶液を混合することにより、沈殿として脂質修飾酵素を得た。炭酸ガス圧縮ポンプと耐圧容器を用いて31℃、73気圧以上で超臨界状態にしたのち、耐圧ガラス容器に脂質修飾β-D-ガラクトシダーゼ、糖供与体であるラクトース、受容体であるオクタノールを加えて反応を行った。所定時間後、減圧にして炭酸ガスとして反応媒体を気化した後、生成物の分析を液体クロマトグラフィーで行った。圧力と温度を変えることにより超臨界流体の密度と極性が自由に制御できるので、種々の反応条件下で酵素反応速度を検討した。またイソオクタンなどの有機溶媒中との反応速度や収率とも比較した。設備備品として購入した生体分子間相互作用定量QCM装置を用いて、超臨界流体中での基質と酵素の結合課程を追跡した。
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