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1999 年度 実績報告書

植物の薬物代謝遺伝子を用いた内分泌攪乱化学物質代謝型新品種の作出

研究課題

研究課題/領域番号 11460046
研究種目

基盤研究(B)

研究機関神戸大学

研究代表者

大川 秀郎  神戸大学, 農学部, 教授 (90233048)

研究分担者 今石 浩正  神戸大学, 共同研究開発センター, 助教授 (50223318)
キーワードアラビドプシス / チトクロームP450 / イネ / トランスケイヒ酸 / 脂肪酸 / GFP / CYP71B11 / CYP86A1
研究概要

(1)アラビドプシスP450欠損株の取得
アラビドプシスT-DNA変異株からCYP71B11,CYP86A1,及びCYP86A2の欠損株を選定し、ホモ接合体を取得した。これらの内、CYP86A1欠損株は除草剤ピリブチカルプに過感受性を示した。また、CYP71B11とCYP86A1のcDNAを取得して、それらを酵母に発現し、各種基質の代謝分析を行い、CYP71B11がトランスケイヒ酸を、CYP86A1が脂肪酸を代謝することが判明した。
(2)単子葉及び双子葉植物の薬物代謝型P450遺伝子の取得
イネのcDNAライブラリーをスクリーニングし、新規P450の分子種のcDNAクローンを取得した。
(3)薬物代謝型P450遺伝子の各種植物種での分布
タバコCYP71B11のプロモーターに、レポーター遺伝子GFPを結合し、タバコに形質転換したところ、NAにより、茎の皮層に特異的に誘導発現が認められた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Yamada et al.,: "Molecular Cloning of Novel Cytochrome P450 Species Induced by Chimical Treatments in Cultured Tabacco Cells"Pesticide Biochemistry and Physiology. (2000)

  • [文献書誌] 大川秀郎ら: "植物と微生物による環境修復"博友社. (2000)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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