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1999 年度 実績報告書

生物圏情報の高度利用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11460152
研究種目

基盤研究(B)

研究機関京都大学

研究代表者

守屋 和幸  京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (90159195)

研究分担者 沼田 邦彦  京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教授 (30026405)
荒井 修亮  京都大学, 大学院・情報学研究科, 助教授 (20252497)
酒井 徹朗  京都大学, 大学院・情報学研究科, 教授 (10101247)
木庭 啓介  京都大学, 大学院・情報学研究科, 助手 (90311745)
吉村 哲彦  京都大学, 大学院・情報学研究科, 助手 (40252499)
キーワードGPS測位 / 簡易ディファレンシャル / 生物圏情報 / ネットワーク利用
研究概要

山岳地や林内でGPSを利用した測位を行う場合,捕捉可能なGPS衛星の数が問題となる.そこで本研究ではまず任意の地点における捕捉可能衛星数の予測システムの開発を行った.具体的には,Digital Elevation Map(DEM)およびGPS衛星軌道データを用いて,当該地点でのGPS衛星の仰角およびその方向の地形で遮られている仰角を求めその差を計算することにより衛星の捕捉の可否を判定した.このようにして判定した結果を当該地点での全天図で表すシステムを作成した.このシステムで得られる結果と実際のフィールドで測定した結果を比較し,90%以上の精度で捕捉可能衛星数の予測が可能であることを明らかにした.さらに,単独測位で生じる測定誤差を解決するためにサーバ・クライアント形式の簡易ディファレンシャルシステムの開発を行った.このシステムでは多くの簡易GPSがサポートしているNMEAプロトコルを利用してディファレンシャルを行うものであり測定誤差を数m以内に抑えることを実現した.
海洋データの収集システムとしては,遠隔地の養殖池に設置したセンサーからの情報をISDN回線経由で定期的に取得し自動的にWebページにアップロードするシステムの開発を行った.その他,肉牛の遺伝的能力の評価システムに,広域・辺境地での資源・環境情報の収集法,森林生殖系における物質循環等に関する情報のデータベース化,森林作業に関する情報の解析法等についても研究を進めた.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kazuyuki Moriya: "Binarization for Cross-section imaging of M. Longissimus Using Dynamic Thresholding Method"Bioimages. 7・3. 105-111 (1999)

  • [文献書誌] Tetsuhiko Yoshimura: "New techniques in GPS surveying in mountainous areas"Landwards. 54・3. 34-37 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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