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1999 年度 実績報告書

遺伝子銃を用いたCTLA4-Ig遺伝子導入心移植の免疫寛容誘導に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11470269
研究種目

基盤研究(B)

研究機関岐阜大学

研究代表者

森 義雄  岐阜大学, 医学部・附属病院, 講師 (40220032)

研究分担者 高木 寿人  岐阜大学, 医学部・附属病院, 講師 (50262770)
廣瀬 一  岐阜大学, 医学部, 教授 (20101272)
岩田 尚  岐阜大学, 医学部, 助手 (90303495)
キーワード臓器移植 / CTLA4-Ig / 免疫寛容
研究概要

本研究の目的は臓器移植において依然として大きな問題である急性および慢性拒絶反応を制御することにある。我々は抗原認識において抑制的なCTLA4-Ig分子に注目し、遺伝子銃を用いて移植臓器に導入し、移植局所でのドナー特異的な免疫寛容の誘導を試みた。
1)CTLA4-Igプラスミドの作成および遺伝子発現の基礎的検討
マウスCTLA4遺伝子の3'末端にヒト免疫グロブリン遺伝子を構築し、発現ベクターであるpCAGGSベクターのマルチプルクローニングサイトに導入した。また同時にGFPをマウスCTLA4遺伝子の3'末端に構築した同様のプラスミドを作成した。構築した遺伝子をジーンパルサーを用いてCOS-7細胞に導入し、ウェスタンブロッティング法によりCTLA4-Igの発現を、また蛍光顕微鏡によりCTLA4-GFPの発現を確認した。
2)遺伝子銃を用いたin vivo遺伝子導入
マウスに対し遺伝子銃を用いてin vivoで遺伝し導入を行い、遺伝子発現及び機能解析を行った。遺伝子発現はpCAGGS/CTLA4-GFPを遺伝子銃を用いてマウスの皮膚、筋、肝、および心に導入し、経時的に蛍光実体顕微鏡下でその発現を確認した。発現遺伝子の機能確認のため、マウス皮膚に対しpCAGGS/CTLA4-Igを導入し、同種皮膚移植を行い、生着日数を検討した。同時にin vivoでの免疫応答をリンパ球混合培養法により行った。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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