研究課題/領域番号 |
11470349
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
森重 健一郎 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (90283788)
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研究分担者 |
西尾 幸浩 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (30303952)
坂田 正博 大阪大学, 医学系研究科, 助手 (10260639)
倉智 博久 大阪大学, 医学系研究科, 助教授 (40153366)
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キーワード | エストロゲン / 閉経 / 脂質 / P-セレクチン / IMT(intima media thickness) / NOS / 血管内皮 |
研究概要 |
1.臨床研究 1)エストロゲンの投与による閉経後女性の頸動脈血管中膜の肥厚(IMT)、血管抵抗と脂質、さらに血管病変の指標としてP-セレクチンの測定を経時的に行っている。現在1年が経過し、進行中である。 2)1年間のエストロゲン投与でIMT、P-セレクチンの変動が観察されつつある。 2.基礎研究 1)臍帯動脈より血管内皮細胞初代培養系は作成準備が煩雑なため、ラット血管内皮にSV40を導入して作成した細胞株TRLECを用いて実験を開始している。 2)NOSによりアルギニンがシトルリンに変換され同時にNOが産生される。この反応を利用してシトルリンへの変換効率を測定することで、NOSの酵素活性を測定する系を確立しつつある。 3)これらの実験系が確立すれば、エストロゲンのよるNOS活性の調節にどの様な因子が関与しているか検討していく予定である。
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