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2000 年度 実績報告書

癌患者の主体的療養を支援するための外来看護モデルの構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11470527
研究機関千葉大学

研究代表者

佐藤 禮子  千葉大学, 看護学部, 教授 (90132240)

研究分担者 菅原 聡美  千葉大学, 看護学部, 助手 (70323409)
小西 美ゆき  千葉大学, 看護学部, 助手 (30292684)
佐藤 まゆみ  千葉大学, 看護学部, 講師 (10251191)
増島 麻里子  千葉大学, 看護学部, 助手 (40323414)
キーワード外来 / 外来看護 / 癌患者 / 通院 / 療養 / 外来看護モデル / フォーカスグループ / ニード
研究概要

1.外来通院がん患者の療養上のニードに関する予備調査
癌専門病院の外来通院がん患者を対象に、半構成質問紙による聞き取り調査を行った。対象者は、男性22名、女性15名の計37名であり、年齢は25歳〜77歳で平均58.5±13.4歳であった。対象者の疾患は、頭頸部癌6名、造血器腫瘍5名、子宮癌5名、乳癌5名等であった。外来通院がん患者の療養上のニードは、がん確定診断に関するニ-ド6(診断までがんかどうか不安である、診断時に真実を話してほしい等)、がん治療に関するニ-ド17(信頼しあえる関係で治療をうけたい、最新の治療に関する情報を知る機会がほしい、治療を決定するための支援がほしい、他の医療機関との連携がほしい等)、通院しながら生活を送る上でのニ-ド44(がんの再発・転移に対する不安がある、がん治療に伴う社会生活上の不都合がある、がんの進行・治療に伴う身体的苦痛がある、生活上のことを遠慮なく相談したい、患者にあわせた細やかな生活上のアドバイスがほしい、自分のことをよくわかっている看護職者に対応してほしい、同病者から情報を得たい、同病者との距離の取り方が難しい、入院せずに自宅で自由に過ごしたい、自分に価値を見いだし前向きに生きたい等)の計67にまとめられた。
2.外来通院がん患者の療養上のニードに関する全国調査
現在、関連文献の検索(平成11年度実施)及び予備調査(平成12年度実施)の結果より、外来通院がん患者の療養上のニードを明らかにするための指標を抽出し、全国調査のための調査用紙を開発している。
3.癌専門病院の看護代表者等によるフォーカスグループインタビュー
全国の癌専門病院の外来看護婦長を対象に、がん患者に対する外来看護の問題点と将来展望をテーマに、フォーカスグループインタビューを行った。現在、逐語録を作成し分析を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 小西美ゆき: "外来に通院するがん患者の療養生活上のニード"日本がん看護学会誌. 第15巻特別号. 177 (2001)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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