研究課題
基盤研究(B)
17才飛び入学に関わる早期高等教育のカリキュラム検討・開発のために、以下の調査研究・試みを行った。これらの結果を次年度以降のカリキュラムの改善に生かす計画である。・才能発見、育成に関する方法の探索をおこなうために高等学校の教諭と千葉大学教官との理学教育連携調査委員会を組織し、情報交換をより深化させ、その成果を次年度の17才飛び入学生選抜法、カリキュラムなどに慎重かつ積極的に生かすこと。・本年度の千葉大学サマースクールの物理分野コースにおいて、大学と高校との連携によって放射線計数装置などの高校生による自作と、我か国で最大の手作り大型霧箱による各種放射線のスプール観察など「実験装置の自作」とそれを用いた実験を試行した。以上の経験を基に、平成11年10月以降、(i)英語による高度なレベルの力学オープンセミナー、(ii)2年次に在籍する飛び入学生を対象に、5つの研究室が協力して、最先端実験の一部を利用した実験実習と計算機によるシミュレーション実習、を試験的に実施した。