研究課題/領域番号 |
11480035
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
水岡 不二雄 一橋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (30199989)
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研究分担者 |
呉 俐里 帝京大学, 国際教育研究所, 研究員
猪口 孝 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (30053698)
二宮 皓 広島大学, 教育学部, 教授 (70000031)
白井 克彦 早稲田大学, 国際交流センター, 所長 (10063702)
南方 久和 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00112475)
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キーワード | アジア太平洋 / UMAP / インターネット / UMAP Cyber University構想 / 教育プログラム / 情報化 / 大学ディレクトリ / 経済地理学 |
研究概要 |
1.本研究の制度的枠組に関し、1999年9月にソウルで開催されたUMAP総会で、議長国をつとめる韓国より「UMAP Cyber University」構想が提起された。これにより、情報化時代に相応しいインターネットベースのUMAP教育プログラム作成推進に向けた国際的機運が醸成され、さらに2000年1月に神戸市で開催されたUMAP理事会は、UMAP Cyber Universityタスクフォース設置を了承、研究代表者である水岡がメンバーとして加わった。 2.アジア太平洋地域の大学ディレクトリ作成に関しては、1998年夏に本研究分担者の一人である猪口教授の提案に沿って、本年度はまず、UMAP会員国に依頼し提供されたデータならびにホームページから得られるデータに基づいて、アジア太平洋地域の大学データベース作成作業をとり進めた。 3.教育プログラム開発に関しては、経済地理学の分野で、本研究代表者をオーガナイザーとし、1999年12月に一橋大学において、アジア経済の現状にかかわる国際シンポジウムを開催した。その際、日本のほか、UMAP関係国である韓国、中国(香港)、台湾、タイ、オーストラリア、バングラデシュからの研究者の国際的な協力体制の中で、地理学の分野においてインターネットベースの教育プログラムコンテンツを開発することが合意された。本年度は、その序章部分の草稿を完成させた。また、他の分野においても、各研究分担者が、同様のコンテンツ開発への準備作業をとり進めている。 4.以上の研究ならびにUMAPの活動全般に不可欠の情報インフラとして、PCサーバ等一連の情報機器とソフトウエアを購入した。現在ここから、UMAP国内委員会のホームページ、UMAP国際組織にかかわる掲示板・メイリングリスト等が運用され、大きな効果をあげている。
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