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1999 年度 実績報告書

外国語学習における独習型読書支援システムの開発と利用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11480039
研究種目

基盤研究(B)

研究機関国際基督教大学

研究代表者

鈴木 庸子  国際基督教大学, 教養学部, 講師 (00216459)

研究分担者 清水 百合  九州大学, 留学生センター, 助教授 (90274539)
カッケンブッシュ 寛子  名古屋外国語大学, 大学院, 教授 (10204439)
石本 菅生  国際基督教大学, 教養学部, 教授 (50052254)
キーワード教育メディア / 教材開発 / 読解学習支援システム / 自主学習支援システム / 語学教育 / 日本語教育 / 読解教育 / 日本語分析
研究概要

1.学習メディアの開発:漢字圏学習者を対象とした読書支援システムを開発した。前年度に開発したマック版の電子ブック『新書ライブラリー』に中国語による単語解説および朗読音声提示機能を付し、プログラムをウィンドウズ版に移行した。単語解説の内容についても再検討し、特に例文に対して必要な修正を加えた。単語解説は、訳語の提示と例文や関連語情報などの詳細を区別して提示できるようにした。また読書中に学習者が検索した単語を学習者が再確認したりプリントアウトできるように改良した。当初は、プロトタイプのみの開発を予定していたが、8レッスンすべてを完成した。
2.学習メディアの試行:試行を実施するための準備として、今年度は事前事後テストのための単語テストを開発した。前年度の研究で使用した単語テストを、4肢選択式の問題に改め、50名の学習者を対象に試行し項目分析を行った。また、漢語の読み方を問う問題を作成、試行し、同様に項目分析を行った。この結果をもとに来年度は試行を行う予定である。
3.学習内容の体系化:学習内容の体系化のために本文の日本語を分析する。今年度はその準備として、MS-DOS版の日本語分析ツール(前年度までに開発したもの)をウィンドウズ版に移行し、研究分担者、研究協力者がどの研究室でも自由に利用できるようにした。
なお、夏にトロントで行われた国際会議において本システムの朗読音声提示に関する研究発表を行った。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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