研究課題/領域番号 |
11480053
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
細川 英雄 早稲田大学, 日本語研究教育センター, 教授 (80103604)
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研究分担者 |
砂川 裕一 群馬大学, 社会情報学部, 教授 (90196907)
佐々木 倫子 国立国語研究所, 日本語教育センター, 日本語教育指導普及部長 (80178665)
長谷川 恒雄 慶應義塾大学, 国際センター, 教授 (10051567)
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キーワード | 第2言語習得 / 日本語教育 / 「日本事情」教育 / 日本語教員養成 / シラバス / アンケート調査 / 文化リテラシー |
研究概要 |
私たちは、第2言語習得としての日本語教育の分野における「日本事情」教育について、その基本的な概念やシラバス構築に向けて、1992年度より共同研究を開始し、国内外の「日本事情」教育の現状と実態をめぐる基礎的な調査研究を行ってきた(「外国人留学生のための「日本事情」教育のあり方についての基礎的調査・研究―「日本事情」教育の現状と課題」1992・3年度総合研究(A)課題番号04301098・研究代表者・長谷川恒雄、「諸外国における「日本事情」教育についての基礎的調査研究」1995〜1997年度国際学術研究・課題番号07041023・研究代表者・長谷川恒雄)。 今回は、上記の研究成果を踏まえ、日本語教員養成における「日本事情」教育の現状を調査し、そのシラバス構築のための基本概念および方法論とそのあり方等を提示することが主たる目的である。 平成11年度(1999年度)は、全国大学の日本語教員養成課程設置部局およびそれに準じる教育研究機関200余について、「日本事情」カリキュラム責任者および科目担当者を対象にアンケート調査を行った。平成12年3月現在、約5分の1の回答率であるが、継続的に調査を進めている。 また一方、「日本事情」教育それ自体の活性化を目指して、雑誌「21世紀の「日本事情」―日本語教育から文化リテラシーへ」(年1回発行、くろしお出版)を刊行、「日本事情」教育の歴史や問題の考え方あるいは方法等について新しい議論の場を設定した。
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