研究課題
○古文書解読プロセスのモデル化と知的ユーザインタフェースの開発平成12年度に、古文書解読知識を利用した証文類の翻刻支援システムを実装したのを受けて、古文書文字辞書、文字認識エンジン、古文書読解に関する知識ベースを搭載した知的ユーザインタフェースのプロトタイプを作成した。具体的には、東京堂出版発行の『毛筆版くずし字解読辞典』を電子化し、日本語手書き文字認識機能を応用した類似文字検索機能を実現した。○文字認識エンジンの高性能化平成12年度までに開発済みの古文書文字認識エンジンと文字切り出しツールを古文書用にさらにチューニングし、より高性能なものにするための研究を実施した。古文書文字認識研究のためのデータベースを増やし、文字切りだし法と文字の正規化法について、古文書特有の課題点を整理し、いくつかのあたらしい手法を考案した。
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