研究課題/領域番号 |
11490034
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 広島国際学院大学 |
研究代表者 |
葉佐井 博巳 広島国際学院大学, 工学部, 教授 (70034337)
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研究分担者 |
遠藤 暁 広島大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (90243609)
静間 清 広島大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10127657)
星 正治 広島大学, 原爆放射能研究所, 教授 (50099090)
中西 孝 金沢大学, 理学部, 教授 (00019499)
柴田 徳思 高エネルギー加速器研究機構, 教授 (80028224)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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キーワード | Atomic bomb / Neutron / Gammaray / Dosimetry / Hiroshima / Neutron activation |
研究概要 |
本年度(平成13年度)まで過去3年間の研究は、今までの結果に基づき、アメリカ側と交渉する事が中心であった。平成12年12月と平成13年3月には広島で6月にクリーブランドで会議が開催され話し合いを持った。クリーブランドでは平成14年3月までに結論を出したいとの養成があった。しかしながら日本側としては今までも話し合いが十分でないとして、話し合いをもっと進めるべきであるとして注文を付けた。ここではドイツのリュームのCI-36のデータの発表が中心であった。このデータはユーロピウムと違い、1Km付近でDS86と一致している。 その後平成14年3月1日にサンディエゴの近くのSAICで日米の会議がもたれた。ここでは、厚生省からもDOEも参加していた。科学者グループでは葉佐井と星。アメリカ側は代表のヤング、SAICからカウルとエグバート、クリスティ、サントロ、ストローメであった。話はヤングの説明と質疑応答であった。結論として、ソースタームはそのままで、高さは20m引き上げ600mとし、エネルギーは15ktとそのままであった。内容的には、直線距離で1km以遠はDS86と一緒である。内容としては、1.塩素は爆心付近でまたデータが低い、1km付近は合っている。2.ユーロピウムは爆心付近が一致しているが、1km付近で高い。3.コバルトなどは程々。4.燐のデータはやや計算が低めだが程々か。5.銅は程々に合っている。6.TLDはほとんど変わらないが近距離で少しだけ低いかどうかであった。 それに対し質疑応答を進めたが、線源項の変更は、担当しているロスアラモスが変更はあり得ないといっているので無理であるとの説明であった。原爆の線源項を変更しない条件ではこの変更がベストであろう。ただ正解かどうかはわからない。現在、実際の被爆石を使った国際相互比較が進行中であるので、その結果がまたれる。
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