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2000 年度 実績報告書

大学入学者選抜資料としての総合試験の開発的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11551004
研究機関大学入試センター

研究代表者

柳井 晴夫  大学入試センター, 研究開発部・研究開発, 部長・教授 (60010055)

研究分担者 岩堀 淳一郎  高知医科大学, 医学部, 教授 (50115292)
椎名 久美子  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (20280539)
鈴木 規夫  大学入試センター, 研究開発部, 助教授 (70154565)
箱田 裕司  九州大学, 文学部, 教授 (50117214)
平井 洋子  東京都立大学, 人文学部, 講師 (40285078)
キーワード総合試験 / 小論文 / パフォーマンス・アセスメント / 高知医科大学適性検査問題 / ICU学習能力検査 / 複合数字抹消検査
研究概要

今年度活動状況
1)分担者等による研究会の開催
研究会の実施:平成12年8月8日、11月27日
分担者:平井洋子(東京都立大学)、箱田裕司(九州大学)、椎名久美子(大学入試センター)各氏が、本年度に実施するモニター調査の内容について提案し討議を行った。また、岩堀淳一郎(高知医科大学)氏は平成12年度高知医科大学入試で実施された総合試験内容についての分析結果を報告した。
2)アメリカの総合試験におけるパフォーマンスアセスメントの評価法についての調査研究:ETS、平成12年4月23日-5月4日に実施
3)私立大学(全国400大学)における「総合試験・小論文等」の調査結果の分析。主に総合試験・小論文がどのような学力を測定しているかについて焦点をしぼって分析し、その結果の一部を8月8日の研究会で発表(柳井による)した。
4)総合試験モニター調査の実施
総合試験モニター調査(第一部:英語・数学・国語学力試験(多肢選択形式)、第2部:総合試験(パフォーマンスアセスメント形式のテスト:資料を与え、それに基づいて解答させる。記述形式)。第3部:認知課題試験(複合数字抹消検査)、全部で解答時間5時間)。その他、高校履修教科科目等についてのアンケート調査を含む。平成13年2月21日に東京都立大学、2月22日に福岡教育大学で実施。それぞれの大学で、112名、159名、あわせて、271名(大学1,2年生)が受験する。今年度中にデータを作成。分析は平成13年度4月以降に行う予定。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 平井洋子,椎名久美子,柳井晴夫: "文系向き総合論述問題による能力測定の試み"大学入試センター研究紀要. 30巻. 1-20 (2001)

  • [文献書誌] 椎名久美子,柳井晴夫: "教科科目フリー型総合問題を用いたモニター調査結果の分析"大学入試センター研究紀要. 30巻. 39-66 (2001)

  • [文献書誌] 倉元直樹,柳井晴夫: "教科科目複合型総合試験問題の内容分析"大学入試センター研究紀要. 30巻. 83-108 (2001)

  • [文献書誌] 柳井晴夫: "因子分析の利用をめぐる問題点を中心として"教育心理学年報. 39巻. 96-108 (2000)

  • [文献書誌] 藤芳衛 他2名: "Comparability of Paper-and-Pencil test and computer-based test in terms of distributions of completion time and scores"大学入試センター研究紀要. 30巻. 67-82 (2000)

  • [文献書誌] 箱田裕司,白水千草,中溝幸夫: "味覚刺激による表情変化と認知"電子情報通信学会技術報告. 100・612. 31-37 (2000)

  • [文献書誌] 行場次朗,箱田裕司 編: "福村出版"知性と感性の心理. (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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