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2000 年度 実績報告書

超高酸素圧を用いた新しい遷移金属酸化物合成法の開発と評価.

研究課題

研究課題/領域番号 11554015
研究機関日本大学

研究代表者

高橋 博樹  日本大学, 文理学部, 助教授 (80188044)

研究分担者 中西 剛司  日本大学, 文理学部, 助手 (70297761)
キーワード高温超伝導体 / 高圧 / ダイヤモンドアンビル / 高酸素圧 / レーザー可熱 / 遷移金属酸化物
研究概要

本研究の目的はダイヤモンドアンビルセル(DAC)を用いて10GPa以上の高い酸素圧下での試料合成の手段を確立し、合成された試料の物性評価をすることにある。平成11年度はYAGレーザーを購入し、レーザーヒーティングシステムの建設を行った。高圧発生にはDACを用いレーザーをDACの両面から照射する事により一様性の高い高温を発生する。DACへの酸素の封入はセルを液体窒素温度まで冷却し、液化した酸素をそのまま封入する。これを所定の圧力まで加圧しYAGレーザーによる直接加熱で高温高酸素圧を発生し試料合成を行う。平成12年度はクライオスタットを購入し主に、合成試料の評価システムの構築を行った。はじめに典型物質として過剰酸素の導入で超伝導を示すようになるLa_2CuO_4を原料とし酸素量制御を試みたしかしながら生成物質が極微量であることから評価法が非常に難しく、現在交流帯磁率、電気抵抗による評価法を準備している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 辺土正人: "Pressure-induced structural phase transition of CeRu_2."Physica. 218&282. 88-89 (2000)

  • [文献書誌] 宮坂茂樹: "Metal-insulator transition and itinerant antiferromagnetism in Ni S_<2-X>Sex Pyrite."J.Phys.Soc.Jpn.. 69. 3166-3169 (2000)

  • [文献書誌] 野崎洋: "Substitution effect on ferromagnetism in La_4Ba_2Cu_2O_<10>."Phys.Rev.B. 62. 9555-9560 (2000)

  • [文献書誌] 中西剛司: "Critical field of superconducting spin-ladder Sr_<14-x>Ca_x Cu_<24>O_<41>"Int.J.Mod.Phys.B. 14. 3617-3622 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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