ニーズおよび技術動向調査とそれに基づく技術提案を以下の通り行った。 (1)計算機、通信、制御のニーズ調査により情報サービス、設備管理、環境保全監視管理、統合交通管制システムなどの広野で、インターネット、イントラネット、デバイスネットなどからなる数百万ノードからなるテラネットを介した異種共生システムのニーズを抽出した。 (2)異質なニーズを持つシステムを共生させるための異質共生型自律分散システムコンセプトを提案した。システム間の協調を図り異種ニーズを共存しうる評価基準としてアシュアランス性を定義した。本アシュアランス性実現のためのアトミックアクション保証技術、連携処理技術を提案した。 (3)制御、情報の共存システムをモデルとしてUNIXマシン、PC、Ethernet環境下で(2)の技術を実験し、アシュアランス性の実現を検証した。
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