研究課題/領域番号 |
11555119
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
土木材料・力学一般
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
国府 勝郎 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 教授 (10042764)
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研究分担者 |
宇治 公隆 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70326015)
遠藤 孝夫 東北学院大学, 工学部, 教授 (90265182)
加賀谷 誠 秋田大学, 工学資源学部, 教授 (00091794)
上野 敦 東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50232765)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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キーワード | 転圧コンクリート / 締固め関数 / 締固めエネルギー / 充填率分布 / 締固めシミュレーション / 逆解析 / 可視化実験 / 表面振動機 |
研究概要 |
超硬練りコンクリートの締固め性試験から得られる締固め関数を基礎として、外部振動機によるコンクリート内の振動伝播挙動の計測と可視化実験による検討、層内の応答加速度波形の逆解析によるフォートモデルの材料定数の同定を行い、転圧コンクリートの締固めシミュレーション解析プログラムを構築し、次の事柄が明らかになった。 超硬練りコンクリートの材料モデルをフォークトモデルとし、これを多層に連結して締固め層を表現し、支持層をバネで表し、表面振動機との連成系の構造モデルのシミュレーションプログラムを構築した。締固め層内に引張力が発生する際には、締固め層と振動機との結合を切断することにより、振動機の跳躍現象も表現することができた。締固め層の支持条件が剛であるほど締固め底部の充填率は小さくなり、充填率分布の勾配が大きくなる。支持条件が弾性的になると上下部の応答加速度の差が小さくなるとともに、充填率の上下部の差も小さくなる。構造モデルの各部に発生する応答加速度に基づいて各部の締固めエネルギーを求め、締固め関数を介して充填率を推定することによって、転圧コンクリートのコアから求めた充填率分布を良好に近似することができた。 使用するコンクリート配合に関する締固め性試験を実施すれぱ、転圧条件に応じた締固め層内の任意の位置における充填率を予測することが可能となり、現場施工実験の軽減に寄与することができる。
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