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2000 年度 実績報告書

多次元情報を用いた融雪流出管理システムの実用化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11555132
研究機関東京大学

研究代表者

小池 俊雄  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30178173)

研究分担者 石平 博  山梨大学, 工学部, 助教授 (80293439)
白川 直樹  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (70302586)
玉井 信行  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90010818)
中川 和男  日本工営, 中央研究所, 研究員
陸 旻皎  長岡技術科学大学, 工学部, 助教授 (80240406)
キーワード積雪 / 融雪 / 水資源 / 分布型モデル / 衛星リモートセンシング / 水管理システム
研究概要

本研究では,ローカルな水資源としての積雪の重要性や積雪の存在と地球規模での水・エネルギー循環との関連が指摘されていることなどを考慮し,本研究では寒冷圏での水文現象,とりわけ特徴的な現象として融雪を取り上げ,ポイントスケールでの水文応答を表現する一次元モデルについて検討し,これをもとにメソグリッドスケールでの水文現象を表現する分布型モデルの開発・適用を行った.ポイントスケールでの融雪現象を表現するモデルとして,比較的少ない気象要素で雪面熱収支を表現できる小池ら(1985b)のモデルの特性と,放射収支量の算定において雲の効果を日射により推定可能なパラメータにより表現している太田モデル(1992)の特性とを考慮し,雪面熱収支要素の中の放射収支による融雪の表現に太田モデル,顕熱および降雨による融雪量推定に小池らのモデルを用いた融雪モデルを本研究で用いることとした.数kmから数10kmのメソグリッドスケールにおける融雪・流出現象の把握を目的とし,分布型融雪・流出モデルの統合化について検討を行った.この検討では,衛星リモートセンシングによる積雪面積分布情報の抽出,数値地形モデルからの地理情報の抽出,広域気象観測網からの気象情報の取得の手法を確立し,これと統合化された分布型融雪・流出モデルと組み合わせることにより,総合的な「〜融雪・流出解析システム」を開発した.また解析システムは,現状で入手可能な衛星情報,全国規模で整備されている地理情報およびルーチン的な気象情報の利用を前提にしているなど,実利用を念頭に置いたシステムとなっており,流域規模での融雪・流出の把握やそれに基づいた全国的な水資源としての積雪の総合的な管理体制の確立などへの適用が期待される.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 中川和男,小池俊雄: "流域管理におけるNOAAデータの高度利用法"水工学論文集. 第44巻. 295-300 (2000)

  • [文献書誌] Tadono,T.,Koike,T.,Shi,J.,Ding,Y.,Chen,X.,Wang,S.,Yang,M.: "Development of an algorithm for soil moisture mapping based on single-parameter SAR images in permafrost regions including the effect of surface roughness."Journal of Hydroscience and Hydraulic Engineering. Vol.18,No.1. 29-38 (2000)

  • [文献書誌] Chang,A.and Koike,T: "Progress in AMSR snow algorithm development.-Microwave Radiometry and Remote Sensing of Earth′s Surface and Atmosphere."VSP. 515-523 (2000)

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公開日: 2002-04-03   更新日: 2016-04-21  

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