研究課題/領域番号 |
11557110
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 和歌山県立医科大学 |
研究代表者 |
玉置 哲也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (30009592)
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研究分担者 |
永井 裕 高研バイオサイエンス研究所, 所長
川上 守 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (20195051)
吉田 宗人 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (60201018)
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キーワード | 腰椎前方固定 / サル / TBC(焼成骨) / TSRH Spinal System |
研究概要 |
今年度は当初実験動物であるサルの確保に難渋したが現在ではサルは8頭確保している。それらの内2頭に対しては第5腰椎を亜全摘し、1450℃にて焼成した皮質骨構造を前面に、後方に海面骨構造を持つmonocortico-cancellous TBC blockを挿入し第4-6椎体をTSRH spinal systemの裸子とロッド1本にて固定を行った。現在1頭は手術後2ヶ月、他の1頭は術後1ヶ月であり経時的にX線学的観察を行っている。いずれも移植TBCの脱転、内固定材料の破損等は認められず、骨形成は確認されていないものの経過は良好である。 設備面では硬組織標本作製のためのシステムマイクロカッティングマシン(EXAKT)を購入し、牛骨を用いて硬組織標本作製の技術習得を行い標本作製の準備を行っている。なお、本年度の予算にて、骨力学的試験装置オートグラフAG2000(島津製作所)のデーター処理ソフトウエアーを購入し、各種力学的検査に備えている。 今年度はサルの獲得に時間がかかったために実験計画にいささかの遅れが出ているので早急に既に保有しているサルに手術を行う計画である。なお、次年度の計画達成のためのサル獲得に努力している。
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