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1999 年度 実績報告書

ヒト味覚誘発性脳活動特に脳磁場計測のための自動制御味刺激装置の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11557135
研究種目

基盤研究(B)

研究機関大阪大学

研究代表者

山本 隆  大阪大学, 人間科学部, 教授 (60028793)

研究分担者 硲 哲崇  大阪大学, 人間科学部, 助手 (90243154)
山口 雅彦  電子技術総合研究所, 大阪LERC, 主任研究官
外池 光雄  電子技術総合研究所, 大阪LERC, 総括主任研究官
キーワード味覚 / 刺激装置 / 脳磁場計測 / ヒト / 脳
研究概要

本研究の目的は、味刺激誘発性の脳磁場変化を記録するための味刺激装置を開発することである。その必要条件としては、各種味溶液をコンピューター制御により自動的に正確な時系列で被験者に与え、かつ洗浄することである。試作品では、パイプの中を味溶液と洗浄水が一定のスピードで流れる閉鎖循環方式を採用し、各液体の間には小気泡を挟んで液体同志の混合を避けることにした。また、刺激液が被験者に触れる時点でトリガーをとるために光ファイバーセンサを用い、加算の為の正確な同期をとる工夫をした。その結果、洗浄水と味溶液の間の切れがよく、トリガーも正確に作動することがわかった。また、バルブを切り替えることにより、4種類の異なった刺激をランダムに与えることができることがわかった。来年度は実際に装置を用いて味刺激誘発性の脳磁図が記録できるか否かを検索する。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] N.Sako and T.Yamamoto: "Electorphysiological and behavioral Studies〜"American Journalof Physiology. 276・2. R388-R396 (1999)

  • [文献書誌] N.Sako and T.Yamamoto: "Analyses of taste nerve responses with〜"Neuroscience Letters. 261・2. 109-112 (1999)

  • [文献書誌] N.Sakai and T.Yamamoto: "Possible routes of visceral information〜"Neuroscience Research. 35・1. 53-61 (1999)

  • [文献書誌] 永井元、山本隆 他: "脳磁場計測によるヒト味覚関連中枢応答性の〜"日本味と旬学会誌. 5・3. 371-374 (1998)

  • [文献書誌] 永井元、山本隆 他: "食物関連視覚刺激のヒト中枢情報処理機構の〜"日本味と旬学会誌. 6・3. 633-636 (1999)

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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