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2001 年度 実績報告書

シヌクレインファミリーの生理機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11557196
研究機関昭和大学

研究代表者

中条 茂男  昭和大学, 薬学部, 助教授 (50119236)

研究分担者 平林 敬浩  昭和大学, 組換DNA実験室, 助手 (40297015)
塩田 清二  昭和大学, 医学部, 教授 (80102375)
キーワードシヌクレイン / シヌクレイン結合タンパク質 / 神経変性 / 14-3-3θ / メタロチオネイン
研究概要

これまでに報告がない両生類、爬虫類の中枢神経系におけるシヌクレインファミリー遺伝子について解析した。両生類はウシガエルを、爬虫類はアオダイショウを用い、両者から大脳を摘出しcDNAライブラリーを作製した。いずれのライブラリーからも約15、000クローンを得た。プローブはヒトβ-シヌクレインのドメインIを用いた。スクリーニングの結果、アオダイショウからは、10個の陽性クローンを得ているが、現在塩基配列について解析中である。ウシガエルについては、これからスクリーニングを行う予定である。
機能が不明であるタンパク質の機能を明らかにするためには、そのタンパク質に対する結合タンパク質の同定が有用である。本研究では、酵母を用いたTwo-Hybrid法により、β-シヌクレイン結合タンパク質の解析を行い、結合タンパク質として、14-3-3θ、メタロチオネイン2Aを同定した。ラット大脳の細胞抽出液を試料に用いて、免疫沈降-イムノブロット実験を行って両タンパク質がβ-シヌクレインと生理的条件下で結合することを証明した。また、メタロチオネイン3の結合も明らかにした。野生型α-シヌクレイン、および変異シヌクレインA30P, A53Tについても現在解析中である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tanju, K.: "Expression of β-synuclein in normal human astrocytes"Glial Cells. 12. 2845-2848 (2001)

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公開日: 2003-04-03   更新日: 2016-04-21  

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