研究課題/領域番号 |
11558023
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研究機関 | メディア教育開発センター |
研究代表者 |
川淵 明美 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (30195135)
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研究分担者 |
菊川 健 岐阜女子大学, 文学部, 教授 (80056001)
STEVEN Tripp 会津大学, コンピュータサイエンス学科, 教授 (90271585)
永岡 慶三 メディア教育開発センター, 研究開発部, 教授 (90127382)
近藤 智嗣 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (70280550)
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キーワード | 動画素材 / データベース / 高等教育 / 共同利用 / 教育メディア / 流通 / デジタルアーカイブ |
研究概要 |
高等教育を対象とした学術・教育動画素材の共同利用システムの研究開発をまとめ体系化を試みた。この研究のキーコンセプトは"統合"である。ここでは統合をコンセプトに5つの学術・教育資源流通モデルを提案した。 (1)異種素材統合モデル 1つの主題に関して超高精細静止画、高品位動画、グラフィックス、仮想空間など高品位かつ高度で多様な画像データを駆使して統合的に主題に迫るモデル。次世代学習コンテンツ開発のモデルとなる。事例:サンサヴァン教会 (2)分散素材統合モデル 空間的に異なるサーバーに蓄積されたデータを統合的に管理し運用するモデル。各サイトの情報環境の違いを吸収する必要がある。ITコンソーシアム、IT教育支援の中核となるモデルである。事例:獣医学症例画像データベース (3)デジタルアーカイブモデル 歴史的価値のある資料を収集しデータベース化する。基本データを収集し欠落した資料は公募により収集し統合するモデル。事例:米国公文書館日本関係資料データベース (4)知的資源統合モデル 異分野、境界領域などの研究過程を同時進行で公開、データベースで統合しコンテンツ化するモデル。大学院など専門性の高い教育に対して有効なモデル。事例:東大海洋研コンテンツ、台風コンテンツ (5)メディア統合コースモデル SCSとインターネットなど異種メディアの特性を統合しオンラインコースをデータベースシステムでバックアップするモデル。事例:講座「教育メディア科学」
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