研究課題/領域番号 |
11558035
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
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研究分担者 |
小野寺 秀俊 京都大学, 工学研究科, 教授 (80160927)
鶴田 直之 福岡大学, 工学部, 助教授 (60227478)
末次 正 福岡大学, 工学部, 助教授 (60279255)
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キーワード | プロセッサ / アーキテクチャ / 低消費電力 / エネルギー回復 / 設計手法 / 断熱回路 / 論理合成 / 集積回路 |
研究概要 |
平成12年度の計画は概ね予定通りに行なわれた. 1.詳細な回路設計手法の開発。 ここでは、昨年度に開発したプロセッサーのアーキテクチャに基づいて詳細な回路設計と評価を行った。断熱的荷電回復回路技術(SRCL)を用いて、各ハードウェア要素の回路設計手法を検討した。低消費電力型演算要素とメモリセルのためのカスタム回路設計を行った。更に、クロック線で駆動電源供給する手法を確立し、エネルギー回復の制御法の開発を行なった。 2.規則性を考慮したプロセッサの論理合成。 本研究では、ハードウェア記述に内包される規則性の抽出を行い、そのデータを配置配線用ソフトウェアに送るような環境を構築した。また、断熱回路の設計自動化ために、回路の論理合成アルゴリズムの開発を行なった。 3.回路評価。 上記回路手法を組み合わせて、プロセッサの回路のシミュレーションし、タイミング評価を行なった。
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